スイモアマイモ

やかましいオタクのしょーもない独り言 (Twitter:@inrmemk)

【キャンジャニ∞】プレミアMelodiX!トークパート文字起こし

テレビ東京『プレミアMelodiX!』

2022/12/19(月) 27:19~

MC:南海キャンディーズ

 

以下、文字起こし-----------------------------------------

 

山ちゃん:さあ始まりましたプレミアMelodiX!、本日最初のゲストはキャンジャニ∞の皆さんでーーーす!!

キャンジャニ∞:よろしくお願いしま~す♡(横子:お世話になります。)

 

【ナレーションVTR】
本日最初のゲストはキャンジャニ∞。2015年、関ジャニ∞の妹グループとして、人気ゲームのCMに大抜擢され話題に。恋する切ない女心を歌った楽曲が、人気の5人組です。そんな彼女たちが、今夜テレビ番組に初出演。謎に包まれたキャラクターを深堀りしちゃいます。

 

山ちゃん:関ジャニ∞さんがお兄さんという感じになるんですか?

横子:そうですね、私たち妹分です。

山ちゃん:あ、そうなんですね妹グループなんだ〜。初めましてにここ選んでいただいて良いんですか?だって、もっと華々しい舞台あったでしょうに~

横子:Melodixさんはアイドルの登竜門ってお聞きしてまして、やっぱり出るならこの番組って決めてたもんね~(メンバーと顔を見合わす)

キャンジャニ∞:ね~♡(安子:そうで~す♡)

山ちゃん:うれしい~~!

安子:この番組に出たかったんです♡

横子:私たちの夢です。

山ちゃん:もういきなり鷲掴まれちゃったんですけど私。キュンてしちゃいました今~。しずちゃんどうですか同性から見てキャンジャニ∞は。

しずちゃん:私が入っても違和感なさそうやな。

山ちゃん:違和感だらけでしょうそれは~

しずちゃん:髪型もちょっと(似てるし)(安子を見ながら)

安子:安子と被ってますね。

しずちゃん:あんた伸びるわ~

安子:うれしい~♡ありがとうございます♡

 

山ちゃん:さあ色々聞いていきたいと思いますが、まずは自己紹介お願いしていいですか?

横子:いいですか~?
(メンバーで顔を見合わせて)

キャンジャニ∞:私たち、会えそうで会えないアイドル、キャンジャニです♡

横子:どうも。色白はあなた色に染まりたいから。横子です♡

村子:浮気は2回までならOK、村子です♡(山ちゃん:結構寛容だな…)

倉子:はい。住まいはタワマンの最上階、倉子です♡(山ちゃん:あんま言わないほうがいいよそういうこと…)

安子:はい。17人家族の15人兄妹の一番の末っ子、筋金入りのヤンキー好き、安子です♡(山ちゃん:情報大渋滞…)

丸子:…はい。話し相手は空気清浄機、丸子です♡

(他メンバー苦笑)

丸子:なんで笑うの?

山ちゃん:個性豊かなグループですね~!空気清浄機と喋ってるんですか?

丸子:あ、あとエレベーターとも話したりします。

山ちゃん:エレベーターとどんな話するんですか?

丸子:上へ参ります。私も向上心があるので上へ参りたいと思います♡

山ちゃん:喋ってるんだ、ちゃんと自分の気持ちを伝えるんですね~!

横子:ちょっと質問です。私たちやりづらいですか?

(スタジオ爆笑)

山ちゃん:えっと、横子ちゃん…ただのごちそうでしかないよ~!

キャンジャニ∞:ありがとうございまーす♡

山ちゃん:あんまりアイドルが言うような言葉が少なかったから。自己紹介でタワマンの最上階に住んでるとか。倉子ちゃんあんまりああいうのって、初めてなのよアイドルでああいうこと言う子。

倉子:あ、言わないですか?

山ちゃん:普通やっぱそういうのって応援しづらくなるから。

倉子:知らなかった~(頭に手を当てながら)

山ちゃん:一個一個勉強だね~

 

山ちゃん:さあ皆さん、普段は楽屋とかで何してるんですか~?

横子:丸子と倉子がケンカをしてますね~

倉子:言わないで~

丸子:してないわ~

横子:すぐ言い合ってるじゃないの。

丸子:仲良いわよね~?

倉子:…仲良いよ。

山ちゃん:おっと~?どっちがほんと?

横子:なんか、丸子がよくいらn、ないことをよくするんです*1

丸子:私何もしてないわ。

横子:しょうもないこと言ってるわよ。…あなた、すごい緊張してるわね今アハハハハハ(笑) 唇すごいプルプルしてるわよあなた。

丸子:何を言うのいきなり。そんな、初めてのテレビで。

山ちゃん:丸子ちゃんほんとにケンカしてないの?

丸子:してない。

山ちゃん:ちょっと倉子ちゃんの表情なんかありそうだな~

倉子:テレビで「何もない」はないでしょう(丸子に向かって)

(スタジオ、山ちゃん爆笑)

倉子:何もないが一番面白くないわよ。何か嘘でもいいからエピソード言いなさいよブス!

丸子:ブスって言わないの~!そういうイメージがついちゃうでしょう~

安子:ライブとかでは(こんな風に)言っちゃってるんです…

丸子:ブスっていつも言うの!

山ちゃん:え!?

倉子:彼女だけ数合わせのメンバーです。

(スタジオ爆笑)

横子:アハハハハハハハ(笑)

丸子:私初めて聞いたわよ…!私数合わせだったの!?私今から歌収録できないわ…

倉子:じゃあしなくていいわよ。

丸子:するわよ!

山ちゃん:倉子ちゃんコメント毒舌な感じなの!?

横子:いつもよりキレてますね。切れ味が鋭いです。

山ちゃん:今日デビューですよね!?テレビ初の。

キャンジャニ∞:そうです!

 

山ちゃん:他のみんなは仲良いんですか?村子ちゃんはみんなと仲良くできてるんですか?

村子:私は横子と一番仲が良いです。

山ちゃん:そうなんだ。横子ちゃんと村子ちゃん仲が良い。

横子:でも村子~、たまに下ネタ言うから嫌なんです~。平気で自己紹介でも、浮気は2回までとか言うでしょ~

山ちゃん:あんなのアイドルが言うことじゃない!

村子:器の大きい女と思われたいから…

横子:アハハハハハハハ(笑)(高音) それは知らなかったわ、ごめんなさい(笑)

村子:女はいつも我慢なの(きゅるん)

山ちゃん:アイドルが"2周目の女"になっちゃダメよ(笑) 悟った感じじゃなくて初々しくいなきゃいけないんじゃないかなって俺は思うんだけど。

村子:…って、関ジャニの村上くんが言ってたから。

山ちゃん:お兄さんからそういう指示もらってるんだ~。色々教えてもらったりするんだねお兄さんたちから。

 

山ちゃん:ちなみに、横子ちゃん恋愛話がNG?

横子:そうなんです。私やっぱり下ネタとか恋愛話とか、やっぱりアイドルってそうじゃないですか。

山ちゃん:素晴らしい(拍手)

横子:ありがとうございます。

山ちゃん:ちょっとそういう人が減ってきてる中でね、アイドルたるもの。じゃあこの中で一番清純派が横子ちゃんだ。

(手を挙げる丸子、倉子)

丸子:私もです。

村子:あなたは(笑)違うじゃない(笑)

丸子:清純でしょうよ~

安子:よく言えたものよあなた。

山ちゃん:倉子ちゃんは清純派?

倉子:清純派です。

山ちゃん:さっきでも「何もないはダメだから嘘でも言えよ」って聞いたときに、清純派の欠片も感じなかったけれども。

(俯いて笑いを堪える倉子)

村子:心は綺麗よね?

倉子:心は綺麗です。

山ちゃん:なるほどね。

 

横子:ちょっと、1ついいですか。

山ちゃん:はい横子ちゃん。

横子:照明強すぎて汗が止まらないんですけど。

(スタジオ爆笑)

丸子:抑えてもらう?

横子:私たち自然光が一番いいのよ!!!照明強すぎじゃない!?

(スタジオに用意された大量の照明が映る)

山ちゃん:あの、この番組17年やって、照明の待ち時間最長よ今日。

キャンジャニ∞:ありがとうございます♡

横子:でもありがとう。

 

山ちゃん:じゃあちょっと待ってください!誰が一番アイドルらしいか決めましょうよ!

丸子:いいわ!!

(吹き出す村子)

安子:なんであなた優先して返事したの?

山ちゃん:丸子ちゃんは相当自信あるんだ?

丸子:もちろんです。

山ちゃん:このなかで一番自分がアイドルだと?

丸子:はい。だから心外なんです。

山ちゃん:じゃあ!昔からこの番組でアイドルちゃんたちにやってもらっていることがあるんです、それが!カメラに向かって可愛くアイドルの告白。で、しずちゃんが一番キュンときた人を決める。同性としてちょっと教えて頂きたいなと思うんですが。

丸子:えこひいきナシですよ(身を乗り出しながら)

山ちゃん:ちょっとね、安子ちゃんがいいかなみたいな。

しずちゃん:まあ伸びるタイプやなとは思いましたけど、平等に見ますそこは。

横子:じゃあ私からいっていいですか。

山ちゃん:お、横子ちゃん自分からいきますか。

 

【横子】
私のことを好きになってくれたら、あなたのことを一生愛します♡

 

山ちゃん:ちょっと待ってくださいよこれは、全力のストレートド直球出してきましたね。

横子:ありがとうございます。あとはみんなに任したわよ(笑)

村子:分かったわ。じゃあ私行くわ。

山ちゃん:じゃあ、次村子ちゃん。

 

【村子】
あなたの呼び出しには、いつでも馳せ参じるわ。
だから、察して♡

 

山ちゃん:武将なの???

村子:告白の時は古風な姿と言葉を使えって村上さんが言ってたから~

山ちゃん:関ジャニの村上くんが教えてくれたんだ~。でも村上くんも思ったと思うよ、「俺が教えた古風よりもだいぶ古めにいったね」って。

(俯いて笑いを隠す村子)

山ちゃん:古風ってもうちょっと前の日本だと思うけど、村子ちゃんは戦国時代行っちゃったから。

村子:さじ加減って難しい♪

山ちゃん:お兄さんあんなにさじ加減天才的なのになあ。

(思わず吹き出す村子)

山ちゃん:じゃあ次は、倉子ちゃん?

倉子:倉子いきます。

 

【倉子】
ねえ………パパ活する?

 

(スタジオ爆笑)

丸子:どこが清純よあなた!

安子:倉子にとっての清純なのかもしれません。

倉子:恋人は作りません!

山ちゃん:…わかった!パパって自分のお父さんのことでしょう!?

倉子:…違います(笑) お父さんはお父さんです。

山ちゃん:倉子ちゃん、助け舟を蹴り返すタイプなんだ。

横子:深くはみんなで考えてってことですよ。全部聞くなんて野暮ですよ♪

山ちゃん:すいません〜何もわかんない男で申し訳ない~。さあ次はじゃあ、安子ちゃん?

安子:はい。

 

【安子】
ねえ、あなたのチョッカンのヨシムラ、ヨシムラのチョッカンのマフラーに乗らしてくれない?

 

山ちゃん:チョッカンのヨシムラっていうのは…?

安子:ヨシムラっていうメーカーがあるんですけど、その直管ていうのがありまして、走るとマフラーがパァーーーーンっていうんです。

村子:高音のやつよね(笑)

安子:高音のやつです。

山ちゃん:ちょっとヤンチャだから。

横子:一部にはすごく刺さってます。

山ちゃん:確かにあのーー、技術さんが主に笑ってました。じゃあラストは丸子ちゃん。

丸子:はい。お願いします。

 

【丸子】
私の恋はいつも自家発電。バイマイセルフ!!!!!!!

 

(スタジオ全体に静けさが広まる)

山ちゃん:……えっと、丸子ちゃん最後、ヴァウアウアアって…

丸子:バイマイセルフ…(恥ずかしそうに)

山ちゃん:いつも自家発電だから。

丸子:どんな片思いでもずっと続けるってそんな意味を。

山ちゃん:あ、なるほどね~!…分かr俺今なんで「なるほどね」って言ったんだろう?

丸子:引っかかっちゃった♡かわいい♡

山ちゃん:つられちゃったのかな丸ちゃんに~

 

山ちゃん:さあしずちゃん、めちゃくちゃ難しい質問するよ、誰が一番良かった!?

しずちゃん:全員ダメです。

一同:え~!

山ちゃん:厳しい!なんでしずちゃん

横子:じゃあ見本見せて!お手本見たいわよね!

山ちゃん:そうだよ、この流れで全員ダメは横子ちゃんが一番傷つくんだから。

倉子:アッハッハッハッハ(笑)

横子:ほんとよ!ド直球でやったのに。

山ちゃん:じゃあしずちゃん愛の告白やってごらんなさいよ!

しずちゃん:はい。……オレ、オマエスキ、タベタイ(舌ペロ)

丸子:かわいい~!!!

横子:やっぱり勝てないわね。

山ちゃん:これをかわいいなんて、キャンジャニちゃんやっぱり一番居心地良いんじゃない?!

横子:舌出すって高度な技よね。

安子:学んだ、今ので。

 

山ちゃん:それじゃそろそろ歌に参りましょうか(笑) 本日歌っていただくのはなんていう曲でしょうか!

横子:せーのっ、

キャンジャニ∞:ないわぁ~フォーリンラブ

横子:という曲です。秋元康先生に作詞して頂いたんだよね。

山ちゃん:アイドルで秋元先生の歌を歌えるっていうのはそれはうれしいですね。

横子:そしてなんと振り付けはTAKAHIROさんです。色々坂道系を振り付けされている。

山ちゃん:……めちゃくちゃ売ろうとしてるじゃん!!

(一同爆笑)

山ちゃん:キャンジャニめちゃくちゃ売ろうとしてるじゃん!!

横子:振り付けがすっごい難しいの。

丸子:イメージがガラッと変わった。

倉子:間違えたらゴメンね。

 

横子:それでは聞いてください。キャンジャニ∞で、

キャンジャニ∞:ないわぁ~フォーリンラブ

横子:ですっ♪

 

 

*1:「いらんこと」と言いかけたあと「いらないこと」と標準語に修正して話す横子さん

関ジャニ∞とST☆RISHのユニット曲が聴きたい(全曲試聴URL付き)

目次

 

注意事項

このブログでは2018年、2019年メンバー脱退前の関ジャニ∞『7人』で話を進めています。

私が7人時代からオタク故に頭に思い浮かんだため、またST☆RISHと丁度人数が合うためです。

苦手な方はお控えくださいますようお願いします。

 

趣旨

全てはここから始まりました。

説明するまでもないかもしれませんが、関ジャニ∞ジャニーズ事務所所属のアイドル、ST☆RISHはアニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズに登場するシャイニング事務所所属のアイドルです。

安田さんと聖川さんのユニット曲が聴きたい!と考えたら、他のメンバーのユニット曲も聴きたくなり妄想を膨らませて今に至ります。

基本的にメンバーカラーが同じ人同士でユニットを組んだ場合、どのような曲が合うかを考えてみました。横山さん(黒)と翔ちゃん(ピンク)のみ例外です。

なお、私が関ジャニ∞さんのオタクとして生きてる時間のほうが長いため、楽曲は関ジャニに偏っています。ご了承ください。

オマケとして、ST☆RISHに歌って欲しい関ジャニ∞の曲も記載しております。言うだけタダなので妄想しまくりました。

 

メンバー紹介

関ジャニ∞ST☆RISHを掛け持ちされてる方はそれほど多くないかもしれないため、簡単にメンバー紹介をします。

なるべく簡潔にするよう意識しましたが、楽しくなって長くなりましたので、知っている方は読み飛ばしていただいて結構です。

関ジャニ∞

関ジャニ∞のイジられ最年長。メンバーと弟が大好き。照れ屋。フレッシュすぎて朝ドラで主人公の父ではなく兄役ができる(絶賛放送中)。

関ジャニ∞のオカン。マジで上司になって欲しい仕事人アイドル。武士(My甲冑を所持し、大名行列を率いる予定がある)。うっかり沼に落ちると底なし。

関ジャニ∞のギャグマシンガン。おひさまみたいな笑顔が素敵。でも目に光がない役とかやってほしい。鬼のファンサは職人芸。

関ジャニ∞の母(公式)。ほぼ仏というくらい優しく、サングラスをしていても隠しきれない癒しオーラにほっこり。たまに出す”漢”みにはひれ伏すしかない。

関ジャニ∞のぬい社長(公式)。ライブの演出も担当しており、ファン目線の施策に毎回脱帽。よく食べよく寝る、みんなの可愛い弟。

関ジャニ∞の元センター。ドチャクソ歌が上手い。コメントのキレ味が抜群。アニキ!と呼びたくなるカリスマ性を持ちながら、猫のような可愛さもある恐ろしい人(ベタ褒め)(自担だから)

  • 錦戸亮(メンバーカラー:黄色)

関ジャニ∞の元エース。数々のドラマや映画で主演を務める演技派ながら、作詞作曲編曲も担当。男前だけど怖がりで可愛い。


ST☆RISH

  • 一十木音也(メンバーカラー:赤)

ST☆RISHのセンター。元気いっぱいスマイル全開。感情を素直に表現する。スタツアでは時折色気のある表情を見せるため「一十木音也さん……」になる。

  • 一ノ瀬トキヤ(メンバーカラー:紫)

ST☆RISHのエース。ストイックと書いて一ノ瀬トキヤと読む。敬語でキツい言い回しをしがちだったが、最近はめちゃめちゃ丸くなった。

  • 聖川真斗(メンバーカラー:青)

ST☆RISHのオカンで武士。言葉にするより溢れる想いを秘めがちなのでモノローグが多い。財閥の跡取りの座を蹴ってアイドルになった。

  • 神宮寺レン(メンバーカラー:オレンジ)

ST☆RISHのセクシー担当。女性を「子羊ちゃん」「レディ」と呼ぶ。財閥の三男。真斗とよく衝突していたがお互い丸くなった。発言も歌も全てが情熱的なラテンの男。

  • 四ノ宮那月(メンバーカラー:黄色)

ST☆RISHの癒し系。可愛いものが大好きで本人もゆるふわボーイ。もう一つの人格「砂月」の影響でキャラソンはハードなロックが多い。

  • 来栖翔(メンバーカラー:ピンク)

ST☆RISHの男気担当。身長は低めで顔も可愛いが男前。高所恐怖症だったが克服し、運動神経も良くアクロバティックなパフォーマンスが魅力。

  • 愛島セシル(メンバーカラー:緑)

ST☆RISHの気品担当。アグナパレスという国の王子。普段から神秘的な雰囲気があり、魔法も使える(?)。丁寧口調のお茶目さん。

 

妄想ユニット曲

さて、ここからが本番です。

私が見たい・聴きたいユニットをつらつら書いていきます。宜しければお付き合いください。

 

渋谷すばる×一十木音也

【曲名】Ok,Hello World!

【収録】劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ アイドルソング 一十木音也

【試聴URL】https://youtu.be/Al4lU70UfXw

『君を 俺は 笑顔にする為 生きて行くことで 愛を知る』

スターリッシュツアーズ*1のソロ曲一発目、疾走感のあるUKロック。パンフレットでは今までよりもギターに力を入れた編曲になっているとの記述あり。

すばるさんもギターボーカルなのでギターが特徴的で勢いのある歌を歌って欲しいです。素人なので楽曲にどの種類のギターが合っているのかは分かりませんが、すばるさんがスタインバーガー*2を掻き鳴らしてる姿が好きなので、音也とツインギターでよろしくです。

 

村上信五×一ノ瀬トキヤ

【曲名】YES

【収録】8BEAT(関ジャニ∞10枚目のフルアルバム)

【試聴URL】https://youtu.be/byI40a4bntM

『左手をそっと掴んで いま指を流れてく星に 胸の中 同じ願い込めて』

関ジャニ∞初のプロポーズソング。

世間一般ではバラエティのイメージが強い村上信五さんの繊細なダンスが他担からも大絶賛の嵐(YouTubeのコメント欄を参照)。歌声も丁寧で切なくて素敵なんです。

ゴージャスで儚げな表現もできるトキヤ。彼が真っ白な教会で歌って踊る姿、想像つきません?

 

安田章大×聖川真斗

【曲名】Street Blues

【収録】応答セヨ(関ジャニ∞40枚目のシングル)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/298

『甘いセリフと甘い吐息で君を酔わせて 呆れるほどに俺だけを好きにさせてもいいよね?』

都会の夜のバーで口説かれてます。自信満々なようで、実は強がっている男性が「好き」を伝えてくれる曲。

安田さんの歌い方がめちゃくちゃに好きな曲。大人の余裕たっぷりで情感豊かに表現しています。

SnowBallade*3の繊細な歌声が印象的な聖川さんにも是非歌って欲しい。Street Blues、絶対合う。

 

丸山隆平×神宮寺レン

【曲名】ブリュレ

【収録】PUZZLE(関ジャニ∞3枚目のフルアルバム)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/261

『心触れるたびに揺れる 言葉の奥で はにかむ ためらう 赤く染まるブリュレ』

好きな人に想いを伝えたいけれどなかなか前に進めない姿と、ブリュレのカラを破って食べる様子を見事に融合させた曲。スゴ。

まるちゃんの少しだけ“がなり”の入った熱い歌い方が好きです。

レン様にはやっぱり熱のこもった歌を歌って欲しい。あと『“目障りだけど気になるアイツ”になりたい』って歌って欲しい〜〜レン様ほぼF4*4だし(?)

 

錦戸亮×四ノ宮那月

【曲名】Top Star Revolution

【収録】うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000% アイドルソング 四ノ宮那月

【試聴URL】https://youtu.be/GKhEyWnPFQI

『銀河を見上げ願った夢 胸の奥へと吹き抜ける風 一番星になるから見ていて』

想いを寄せる彼女への気持ちと共に、宇宙に向かって高らかに己の決意を歌っている那月(砂月)のソロ曲。こちらも疾走感がありますが、音也ソロ曲以上に風が強いです。

歌唱力オバケなっちゃんの高音とファルセットが気持ち良くて、そこを亮ちゃんとコラボして欲しいな〜と考え選曲。

 

横山裕×来栖翔

【曲名】クルトン

【収録】8EST(関ジャニ∞初のベストアルバム)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/264

『クルクルトントンクルトントン 君のスプーンでたいらげてよ』

クルトン妖精さんの曲(ガチ)。是非歌詞をググって見てほしいです。作詞:横山裕、センター:横山裕のメルヘンでとにかく可愛い楽曲。

翔ちゃんの『可愛い』のイメージはナギちゃんとシオン*5とのユニット曲「Colorfully☆Spark」みたいな感じ。絶対似合う。単純に横山さんと翔ちゃんの声って方向性(?)が似ていて相性が良い気がします。

ちなみにクルトンはツアーでセンター争奪戦(ゲームコーナー)が行われた結果生まれた曲なんですが、それがめっちゃ面白いのでどうにか見て欲しいです*6

 

大倉忠義×愛島セシル

【曲名】ノスタルジア

【収録】ジャム(関ジャニ∞9枚目のフルアルバム)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/268

『進んで 迷って 立ち止まる時 君の声が道標になる 連れてって 連れてって 夜明けの向こうへ 出逢う“ひとつだけ”を信じてる』

あの日の夏の夜、一緒に夜空を見上げていた。けれど「好きだ」と伝えられなかったことを振り返り、切なく胸を締め付けるような、そんな曲です。

星空の中を漂っているような曲調で、個人的には銀河鉄道の夜もイメージしています。

大倉さんの透明感のある声、セシルちゃんの神秘的な声がマッチすること間違いなし。思いついた途端ガッツポーズしました。

 

オマケ:ST☆RISHに歌って欲しい関ジャニ∞の曲

ST☆RISHのメンバーにソロで歌って欲しい曲も載せておきます。言うだけならタダなので。

一十木音也

【曲名】アネモネ

【収録】キング オブ 男!(27thシングル通常盤)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/229

一ノ瀬トキヤ

【曲名】Can't you See?

【収録】強く強く強く(32thシングル通常盤)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/290

聖川真斗

【曲名】純情恋花火

【収録】オモイダマ(28thシングル通常盤)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/256

神宮寺レン

【曲名】WASABI

【収録】関ジャニ∞の元気が出るCD!!(8thアルバム)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/267

四ノ宮那月

【曲名】乱れ咲けロマンス

【収録】愛でした。(20thシングル通常盤)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/248

来栖翔

【曲名】なぐりガキBEAT

【収録】なぐりガキBEAT / ジャム(38thシングル / 9thアルバム)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/296

愛島セシル

【曲名】夏の恋人

【収録】前向きスクリーム!(33thシングル通常盤)

【試聴URL】https://www.infinity-r.jp/discography/291

 

人類スタツアを見て

最後に、次回10/16の関ジャムでスターリッシュツアーズの映像が流れるとのこと、とてもワクワクしています。

関ジャムで少しでもスタツアに興味を持ってくださった方に向けて、簡単におすすめポイントを挙げて締めたいと思います。

  • 全員歌がうまい
  • 全員ダンスがうまい
  • 全員顔が良い
  • 旅をテーマに個性豊かな楽曲、衣装、ステージ機構がある
  • 全編ライブ+MCで、過去話とかしないため初見でも楽しめる
  • メンバーの仲がとてつもなく良い
  • 随所でファンを大切にしてくれる

タツアは、ライブエンターテイメントとして至高の作品の一つだと思います。何度見ても発見があり、楽しめる。

現場なんてなんぼあってもいいですからね。

 

言いたいこと言って、大変スッキリしました。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

*1:絶賛公開中の「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」のこと。

*2:ヘッドがない小ぶりなギター。

*3:スターリッシュツアーズにて聖川さんが歌っているソロ曲のこと。

*4:漫画「花より男子」に登場するイケメン4人組。主人公の相手役「道明寺司」は私的に『“目障りだけど気になるアイツ”』枠。

*5:ST☆RISHのライバルグループ「HE☆VENS」のメンバー。前作の劇場版にて特別ユニットを結成。

*6:アルバム「8EST」初回限定版A収録。

私と「あざらしさん」の話

大好きなイラストレーターさんが亡くなった。

お会いしたことがあるのは3回だけ。もちろん本名も知らない。

けれど私は、彼女が生み出した「北海の魔獣 あざらしさん」に癒され、励まされ、救われてきた。感謝の気持ちを込めて、ブログを残す。

 

私があざらしさんに出会ったのは、高校2年の夏だった。

正確な日付は残念ながら覚えていないけど、Twitterで偶然見かけたLINEスタンプ第4弾のイラストに一目惚れした。

2頭身なのか1頭身なのか分からない真ん丸なあざらしが、ほぼ表情を変えずにエセ関西弁でやりたい放題。特に、デフォルメで描かれた人間を無表情でビンタするイラストがめちゃくちゃツボに入った(文字にするとちょっとキモい。でもオタクはいつ使うねんというスタンプとか好きだろ!?)

当時は高校生でバイトも出来ず、常にお金がなかった。また、妙なところでIT音痴だった私は、そもそもどう買えば良いのかわからなかった。有料スタンプを手に入れるには、動画を見たり広告を見たりして少しずつLINEポイント貯めるしかなかった。ある日、やっとの思いで100ポイントを貯め、初めての有料スタンプをダウンロードした。

作者であるグレーさんのTwitterもフォローし、あざらしさん情報は常にチェックするようになった。新しいスタンプや着せ替えが発売されるとなればLINEポイントを貯めまくる。購入方法を理解しバイトも始めたころには、販売開始10分後にはすでに使い始めていた。

それ以降というもの、あざらしさんのスタンプばかり送るため家族も友達も先輩も後輩も、私といえばあざらしさんと言われるまでになった。誕生日にイラストを描いてくれたフォロワーさんや友達は、必ずと言って良いほどあざらしさんを一緒に描いてくれた。

 

高校を卒表し、地元から離れた大学に進学した。(地元に比べれば)東京までの距離はグッと縮まり、様々なイベントにも顔を出せるようになった。

気になっていた同級生がまさかのあざらしさんファンと判明し、一緒にコラボカフェに行った。片道2時間以上かかる道のりにも関わらず付き合ってくれるなんて期待しても良いのでは!?と思ったが、後にフラれた。どう考えてもデートだろうが。その気がないならOKするなよという愚痴は置いておく。苦い記憶ではあるが、あざらしさんに囲まれた空間でご飯を食べたり写真を撮ったことそれ自体は、今思い返しても楽しかった。

また、バイトができるようになったことで、様々なグッズも買えるようになった。

黒地に2人(?)のあざらしさんが寄り添っているシンプルな水筒は日常使いしやすく、よく持ち歩いた。間抜けな私はリュックのポケットに入れていたことを忘れ、かがんだ際に度々落としてしまい泣いた。大きなへこみが出来てしまったため今は使えていないが、大切にしまっている。

「等身大あざらしさん」のぬいぐるみは受注生産で、ちょうどお金がないタイミングに申し込みを受け付けていた。悩み抜いた末に購入は見送ったが、長らく後悔していた。しばらくしてから再販情報が飛び込んできて、うれしさのあまり転げまわった。実家のプ〇さんのようにはしたくないので(妹が抱き着きすぎた)、抱きしめたい衝動をグッと堪え、たまに撫でている。

カメラを持ったあざらしさんと、幼稚園児風のこざらしさんの小さなぬいぐるみは、遊びに出かけるときは一緒に連れていく。おしゃれなカフェ、映画館、小さなライブハウスからドームコンサートまで、色んな場所に出かけた。記念写真をたくさん撮った。私の楽しい、大事な思い出にはいつもあざらしさんが一緒だった。

 

2018年の夏、ギャラリーエルシャダイさんで開催された個展で、初めてグレーさんにお会いした。グレーさんの手が空いてるときに声をかければお話しできたりサインを頂けるという状況に、私は震えまくった。

接触イベントは列に並ばず遠くから見守るタイプのオタクであるため、目の前で話ができてしまうというのがもう、もう、大変な状況である。

その時は、第4弾のスタンプを見た瞬間に一目惚れしたこと、特にあざらしさんがビンタするイラストが大好きなことを伝え、購入した画集へのサインはビンタのイラストを描いてほしいとお願いした。

緊張のあまり早口で、ビンタのイラストを描いてほしいというオタク。間違いなく気持ち悪い。そんな私のお願いにも、グレーさんは笑顔で対応してくださった。

ちなみに2019年の個展では、「令和」の額縁を誇らしげに掲げるあざらしさんを描いてくださった。その場のリクエストを、黒マジック一発描きで仕上げる姿に思わず感嘆のため息が漏れた。

 

大学時代は行動範囲が大幅に広がり、自分で稼いだお金で色んなところに行った。あざらしさんはいつも一緒にいた。

楽しい時だけじゃなく、辛い時も一緒だった。

就活していたころは本当に辛かった。これといったやりたいことはなく、自分のことが嫌いな人間が、どうやって自分を売り込めば良いのか分からなかった。真面目に自己分析をすればするほど、目をそらし続けていた自分の嫌いなところがボロボロ出てくる。短所の輪郭ばかりがはっきりしていき、長所を見つけることができない。内定ももらえず、自分の長所がないことの裏付けのように感じた。

たった1年前までは、嘘みたいに暑くてしょっちゅうバテても、結局夏は楽しかった。炎天下、リクルートスーツを着て歩く夏はただの地獄でしかなかった。

そんな時も、あざらしさんがそばにいた。

文字通りそばに、スーツのポケットにいた。

その年の個展を訪れた際に回したガチャガチャで当てたヌシカンあざらしさん(神主コスプレ)のマグネットを常に持ち歩いていた。優し気に微笑むヌシカンあざらしさんが「すべてうまくいくで 祈ったるわ」とお祓い棒を振っている。面接前にポケットから取り出し、勇気をもらっていた。

 

LINEスタンプはシュールな笑いを誘うイラストが多いが、グレーさんがTwitterにあげたり画集に載せているイラストには、人を勇気づけるあたたかいものも多かった。それは、グレーさん自身が病気を抱えていて、そんな自分を励ますためにあざらしさんが生まれたからだった。

ざらしさんを通して伝えられるグレーさんからのメッセージに、私は何度も何度も元気をもらった。ユーモアに溢れていて、とにかくあったかくて泣けた。

人と比べて自分には悪いところしかない、みんなみたいにうまく出来ないと不貞腐れていた私を、あざらしさんがやさしく包み込んでくれた。「おいちゃんがそばにいるで」と笑いながら。

 

社会人になった今も、昔と一切変わることなくあざらしさんが大好きである。

同居人に帰宅連絡をするときには決まって、「今出たわ!!」と家の窓を突き破って飛び出すあざらしさんのスタンプで連絡している。私に影響された同居人もあざらしさんのスタンプを購入し、私への返信には基本的にあざらしさんを使う。

出かける際も、変わらず小さなぬいぐるみを連れて行く。

つい先日もあざらしさんを連れて外出していた。入院中もTwitterを続けていたグレーさんが、1か月以上更新していないことが心配になりどうしているだろうかと話していた。少し嫌な予感はしたが、きっとまた「復活しましたー!」と言ってくれる。そう信じていた。

もうその時にはグレーさんが旅立っていたなんて、今でも信じられない。

 

私はあまり、リプライやメッセージを送ってこなかった。そういうファンとしての在り方を悪いとは思わない。でも「この想いは言葉に表しきれない」とか考えるなら、伝えたいだけ伝えればよかったのだと後悔する。

だから書いた。私とあざらしさんとの日々を。あなたの生み出したキャラクターはこんなに愛されていたと、少しでも伝わりましたでしょうか?

 

グレーさん、ありがとうございました。

今はまだ混乱していて、昔話は拙いながらに話せても感謝の気持ちとかはうまく言葉になりません。

でもこれからも私は、グレーさんが残してくれたあざらしさんを愛していきます。

沢山愛でながら、伝えきれなかった想いを言葉にしていきます。

ファンレター書いておくので、今度お会いした時に受け取ってください。

 

最後に、私とあざらしさん(たち)の旅の思い出を。

一緒に行きたいところはまだまだあります。

 

 

 

 

 

 

横浜の海に現れた北海の魔獣

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ざらしとあざらしさん

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夜景を激写ざらしさん

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がいこく~(ちば)

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忍○まに出てくるお団子を食べた日

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インドかと思いきや築地

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聖地

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普段絵を描く人間じゃないのですごい汗かいた

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うちの子たち

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聖地から等身大あざらしさんを攫おうとする不届き者 is 私

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とってもきれいだね

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変わる気持ちと変わらない気持ち

ぶっちゃけ言うとオタク活動も私生活も慌ただしくて、最近は遠くの方からすばるさんの健康とご多幸をお祈り申し上げます、ぐらいのスタンスである。

なのでめちゃくちゃ久しぶりにブログを書いている。

 

 


あの1年、私は渋谷すばるさんの事が好きで好きでたまらなくて、毎日彼のことを考えていた。

初めて誰かの歌を聴いて涙を流したし、コンサートで本人目の当たりにして文字通り腰を抜かしたし、顔も声もギャグセンスも何もかもがストライクで毎秒驚いた。というか今でもビビる。ほんとうに好き。

彼の持つ才能が褒められれば、自分のこと以上に嬉しかった。すごく誇らしかった。

 

オタク自我が芽生えてからそれなりの時間が経過しているので、一生好き!!と思っても、意外と早く終わりを迎えることも経験している。

それでも、一瞬一瞬がキラキラしているあの気持ちは何物にも変え難い。

 

 

2018年の春から夏にかけて、時よ止まれと何度思ったか分からない。

もうすぐ私が好きになった「アイドルのすばるさん」は居なくなってしまう。それなのに、関ジャニ∞はこんなに仲良しで、かっこよくて、沢山のスタッフさんにも愛されているのが伝わってきて、たまらない気持ちになった。

思ってもみない形で、一つの“終わり”を迎えた。

 

すばるさんが脱退して以降の2年ぐらい記憶がない。

というのは盛りすぎたが、亮ちゃんも脱退して、気持ちの整理になんやかんや時間を要したので、今すぐ言葉にするのは難しい。

1つ言えるのは、7人でも6人でも5人でも、ずっとeighterに真摯に向き合い続けてくれた関ジャニ∞さんマジでサンキューといったところである。

 

この間私はラジオにハマり、ニチアサに出戻り、ジャニーズ後輩グループのFCにも入り、それから、社会人になった。

色んな変化のなかで、人の気持ちは様々に変化する。それは良いか悪いかではなく、事実としてそこにあるんだと最近分かった。

すばるさんへの気持ちも、あの頃とは形を変えている。初めはとてもじゃないが受け入れられなくて、めちゃくちゃ悩んだ。

あんなに好き好き言ってたくせに?

せっかく表舞台に戻ってきてくれたのに?

私は同じ温度を保てないのか?

薄情すぎないか?

今でも胸の奥がチクッとすることはある。けれど、私は遠くから彼の幸せを祈るのが、今の自分に最適な在り方なんだと思った。

 

 

4月15日の朝、FCからのお知らせで渋谷すばるに関する報告があると見た私は、「どうか脱退はやめてくれ、せめて結婚であってくれ」と必死に願った。

3年後の今日、願いが叶ったと言えるのかもしれない。いやそれは違うか。

 

オタクにとって推しの熱愛や結婚の発表は、複雑な感情になるものであることは理解している。一応何年か生身の人間のオタクをしているので。

けれど、いざその当事者となっても、自分はわりとフラットに受け取れる人間だと思っていた。

ステージで輝く姿を拝めれば十分で、プライベートのことに踏み込んではいけないし踏み込みたいとも思わない。そもそもアイドルと結婚したいという類の感情を持つタイプではない。

初めて当事者になった。息が止まった。

何人も「推し」と呼ぶ人はいるけれど、結婚発表でこんなに全身が震えるのはすばるさんだけな気がする。こんなに動揺するなんて夢にも思わなかった。平日だったら絶対に会社を早退している。

自分のリアクションに驚いて、なぜここまで動揺するのか考えた。

あの頃よりだいぶ距離は離れているし、「推しの結婚めでたい派」の自負があった。

考えた結果、やっぱり私にとってすばるさんは本当に特別な存在なんだとシンプルな答えに辿り着く。

ある意味で初恋なんだと思った。

今は遠くに離れているけれど、大切な人であることに変わりはない。

初恋の人が結婚して、めでたいけど何とも言えない複雑な気持ちもあるという例のアレなら、もうしょうがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………(ブログの途中でクソデカため息をつくな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つい先ほど、一生好きは一生ではないと言った。

でも彼に幸せでいて欲しいと言う気持ちが変わる事は、きっとこの先もないと思う。

「人生は楽しい」の言葉が、本当に嬉しい。

 

すばるさん、ご結婚おめでとうございます。

末永くお幸せに。

ジャニオタ、はじめてのK-POP 〜関ジャニ∞のオタクがセブチにハマった感想〜

タイトルの通りです。

突然K-POPアイドルにハマってしまいました…………………。

 

直近で書いた記事がことごとく重たい内容ばかりで、しかも半年ぶりに更新したと思ったらまさかの展開。

すばるさんが予想外の早さで表舞台に戻ってきてくれたことで、「楽しいブログ書きたいなぁ」という気持ちを持てるようになりました。

すばるさんについても書きたいことが山ほどあるのですが、それはまた後日。

 

今回のテーマは、

関ジャニ∞のオタクがSEVENTEEN(セブチ)にハマったよ!!!たのしーーーーー!!!!」

久しぶりに、熱くいきたいと思います…ニチャ…

 

 

SEVENTEENって?

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13人組ボーイズグループSEVENTEENは2015年5月26日にミニアルバム『17CARAT』で韓国デビュー。
13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17という意味が込められている。
ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チームで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが担当。

―公式サイトより引用

始めは本当に17人いるのかと思いました。

 

メンバーは年齢順に、

S.COUPS (エスクプス)、Jeonghan(ジョンハン)、Joshua (ジョシュア)、Jun (ジュン)、Hoshi (ホシ)、Wonwoo (ウォヌ)、Woozi (ウジ)、DK (ドギョム)、Mingyu (ミンギュ)、THE8 (ディエイト)、Seungkwan (スングァン)、Vernon (バーノン)、Dino (ディノ)〈敬称略〉

顔と名前を一致させるのに2週間かかりました…………。

 

推しはウジ氏です!

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うーたんカワイイようーたん!でもみんな好き!

 

どうしてこうなった

一か月前、何の前触れもなく友人(リア友)からこんなLINEが届きました。

 

「ゐなりちゃん、セブチって知ってます?」

Don't Wanna Cryのミュージックビデオと練習動画を添えて。

 

…え?

良すぎ

ヤバ

 

実際の返信です。

友人からはテニプリやゲームを軽めに布教されたことがありますが、「今ほんとアイドルで手一杯なので(汗)(汗)(汗)」と瞬時にかわしてきました。実際に手一杯なので。

 

何をおすすめしてきたのか確認する、ただそれだけのつもりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………ダンスがうめぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ここで私のオタク人生をおさらいしますと、ジャニオタになる前から私はダンサーのオタクでした。アルスマグナが実家です。今も大好き。

彼らのおかげで私はエンターテインメントの世界にすっぽんぽんでダイブしました。

要するに、ダンスを見るのがむちゃくちゃ好きなんです。

 

セブチのパフォーマンスのクオリティがあまりにも高すぎて、

「ダンスがうめぇ……母ちゃん……この兄ちゃんたち、一人残らずダンスがうめぇよぉ……」

と部屋で一人泣きました。

 

その後友人はBOOM BOOMやVERY NICEなど、次々に動画を寄こしてきました。

全部見ました。特にVERY NICEが気に入って永遠に見ました。マジでツボすぎる。

 

それ以来お互いに「ここが気に入った、顔がいい、ダンスがうますぎる、顔がいい、ギャップがハンパない、顔がいい」といった具合に、文字で感想を伝え合うことには限界があるため基本的に「顔がいい」を連呼する日々が続いています。

 

ちなみに彼女自身もハマって1週間と経たないうちに布教してきた為、現在も毎秒深みに向かっているところです。

 

セブチにハマって驚いたこと、思ったこと

オタク史上はじめてのK-POP。驚きの連続です。

※勉強中の身のため、勘違いなどありましたら申し訳ありません。教えていただけると嬉しいです。

 

・「多国籍だと!?」

まずメンバーが韓国人だけじゃないことに驚きました。

ジュンとディエイトは中国出身で、ジョシュアはご両親が韓国の方だけどアメリカで生まれ育ち国籍もアメリカ、バーノンは米韓のハーフ。

海外にルーツを持つアイドルはジャニーズにもいますが、生まれ育ちは日本であったりご両親のいずれかが日本人という方が多いと思います。

(自軍以外、特にJr.はあまり詳しくないので間違っていたらごめんなさい)

韓国は多国籍アイドルが特別珍しいことでもないと聞いて驚きましたし、母国語以外の言葉で仕事をしているアイドル…すごい…と尊敬します。

 

・「活動の形態全然違うね!?」

『カムバ』という言葉は見たことがありました、しかし意味を勘違いしていました。

K-POPアイドル=兵役で活動休止 というイメージが強く、兵役を終えて再び芸能界での活動を再開することを『カムバック』=『カムバ』と呼んでると思っていました。だいぶ違いました。

詳しくは検索して頂けるとより分かりやすいと思いますが、要するに【韓国ではアルバムを作る期間とアルバムの曲をテレビで披露する期間がきっちり分かれていて、テレビで披露する期間に入ること】を『カムバック』と呼ぶらしいです。

日本では仕事の内容が期間によってきっちり分けられているなんて聞いたことがない、というかむしろ真逆で、様々なことを同時進行している印象があります。特にジャニーズのデビュー組。

ジャム*1が制作/発売された頃って、横山さんと安田さんと大倉さんがほぼ同時期に舞台の主演を務めていたし、メトロック*2もあったし、変わらずグループでも個人でもレギュラー番組があって受け取る側はとてつもなく楽しかったけれど、尋常じゃなく忙しかっただろうな……と思っていました。

韓国スタイルでもきっと人気アイドルは尋常じゃなく忙しいしどちらかの形態が優れているという話ではないと思います。ただ仕事するほうとしては分かれているほうがいいんだろうか………と少し考えたりしました。

 

・海外アーティストを好きになるのは避けてたのに…楽しいけどな…!!

語弊を恐れずに言えば、海外アーティストにはなるべくハマりたくなかったんです。なぜなら、私は日本語しか分からないから。

母国語ではない言葉を勉強し、理解している方は沢山いらっしゃいます。日常会話からビジネスまで、読める・聞ける・話せる方は大勢いる。

しかし、めちゃくちゃ勉強してもその細かいニュアンスまで瞬時に理解することはとても難しいと思っています。分かる人もいるというのは前提としてね。そこまで到達するには時間がかかるじゃないですか。

私はアイドルがバラエティでガツガツ前に出て、爪痕残そうとする姿が大好きです。言葉選びがうまい人が特にツボ。

彼または彼女が放つ "切れ味抜群の一言" の面白さを一瞬で理解して笑うことができないって、ちょっと寂しい。

理解したくて勉強を始めてみてもすぐに全部が分かるわけではないから、始めはどなたかが翻訳してくれたものを見ることになります。

本ッッッ当にとてつもなくむちゃくちゃありがたいです。と思うと同時に、誰の主観も入らない形で彼自身の言葉を感じてみたいなぁとも思います。

結論としては勉強しよ!ということなのですが、しばらくは字幕必須になりますね。

 

こうして自分が海外アーティストのオタクになってみて思うのは、これまで追いかけてきた日本人アーティストの海外ファンの皆さん本当にすごい…ということです。たくさん日本語を勉強してるし、供給は日本国内向けばかりで苦難の連続だろうし、なにより現場が海外。

日本のアイドルで定期的に海外公演してる人をあまり聞いたことがないから、多くはファンが日本に来るしかない。そのバイタリティに感服します。

 

・「需要を分かっている…加えて供給の仕方がうまい」

これはジャニオタだから抱く感想かもしれませんが、インターネットめっちゃ使ってる……。

いやいや日本のアーティストでも、そして何を隠そうジャニーズでもYouTubeを活用した取り組みが行われています。

しかし私はあまりJr.くんのチャンネルに馴染みがありませんし、ネットニュースでジャニーズアイドルの写真掲載がOKになったことに驚愕した最後の(?)世代です。

本人の公式SNSもありませんし、依然としてジャニーズアイドルとファンの間にはある一定の距離があります。*3

 

セブチは公式Twitterに自撮りやメンバーが撮影したメンバーの写真が載せられたり、自身の公式SNSアカウントを持つ人が複数いて驚きました。

それから、まだ詳しく分からないのですがV LIVEというLINE LIVE?インスタライブ?のような生放送があるみたいです。

YouTubeの動画の種類の豊富さもすごい。公式のミュージックビデオ、練習動画、バラエティ、まったく追いつけていませんがいろいろありましたね。

なんというか、需要を「「分かってる」」ことと、スマホで手軽に推しを見る環境が整えられてることに驚きました。

 

もともと私はニコニコ動画の「踊ってみた」からダンス好きが開花したんですけど、それ故か定点カメラでダンスをじっくり見ることが心底好きなんですよね。

練習動画をあげるという発想がありがたくてありがたくて涙が出そうです。

一人ひとりのレベルが高いうえに、13人という大所帯で見せる迫力満点のダンスパフォーマンスが大好きです。

 

グループ/推しの共通点

私は自分が好きなグループの共通点と、推し同士の共通点を考えることが趣味です。

こういうところが似てるよな、最高だよな、彼のオタクはきっと彼にハマる、などとつい考えてしまいます。

誰が得する俺が得する、個人的な感想です。

 

関ジャニ∞SEVENTEENの共通点

・パフォーマンスとバラエティのギャップ

・やかまし

・ノリが男子校

・仲が良い

・顔がいい  etc…

 

バラエティーはガツガツ行くしうるさい、しかしいざステージに立てば信じられないくらいかっこいい/カワイイというのがドツボです。

 

すばるさんとウジ氏の共通点

すばるさんは元メンバーですが、やはり"自担"となると彼なのでご了承ください。

 

・舎弟になりたい

・メンバーと比較すると身長が低め

・歌がうまい

・コメントの切れ味が鋭い

・赤ちゃんみたいな笑顔

・音楽的なセンスを持っている  etc…

 

全く意識していませんでしたが、思った以上に推しの共通点がありました。

切れ味抜群なコメントや音楽に現れるセンス/才能に惚れてるし、赤ちゃんみたいな笑顔を見て一度意識を失いました。

 

ちなみに、今回は「ジャニオタとK-POP」が主題のため省きましたが、グループの共通点と推しの共通点にはそれぞれアルスマグナと推しのアキラさんも当てはまります。よろしくお願いします(?)

 

知る楽しさと、再確認する尊さ

以前は、多くのジャンルにハマることに後ろめたさを感じていました。

今でも一切全くないとなれば、まぁ正直少し嘘になります。

しかし素晴らしいものは素晴らしいし、『好き』が多いほど人生は豊かになると思っています。

久しぶりに新しい沼にハマりました。すごく楽しい。知らないことだらけで、どんどん魅力を吸収する毎日。目に入る情報すべてが新発見の興奮は今しか味わえません。知るたびに好きになり、ワクワクします。

そして同時に、今まで持ち合わせていなかった観点を得た私はこれまで好きだった関ジャニ∞を見たとき、ああ…やっぱり…良いな……と再確認するわけです。

 

私はエンタメ分野に絞っても、アニメに漫画にドラマも好きです。

今後、趣味に割く時間やお金のやりくりがさらに大変になりますが、自分のペースでがつがつオタクしていきたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました!

*1:2017年6月28日リリース、関ジャニ∞9枚目のフルアルバム

*2:日本最大級の野外フェス。直前に出演が発表されアウェーという環境のなか高い評価を得た

*3:Jr.公式チャンネルやバーチャルアイドルの”あすかな”の登場によりこの関係に変化は見られていると感じます。今はちょうど過渡期と言えるかもしれません

すばる担の私が「会見出」の嵐ファンになる、かもしれない話。

一生推すと決めた自担がアイドルを辞めると宣言したその日から、永遠なんてないと誰よりも分かったつもりでいた。
最後に私たちの名前を叫んだとき、年が明けて「ただの渋谷すばる」になったとき、十分すぎるくらいに分かったと思った。
日常はあっけなく非日常へと変貌する。


嵐が活動を休止する。
Twitterでその知らせを見た私は思わず全ての思考を止めてしまった。年明けたんじゃなかったのか、神様。
ありえないと思っていたことが今まさに起こっている事実をすぐに飲み込むことはできなかった。
少しずつ噛んでいくと、涙が出てきた。

もう二度と味わいたくなかったあの感覚。それに似たものを感じている人がいま全国に、いや海外にもどれだけいるんだろう。
このまま永遠に泣けるんじゃないかってくらいにずっとずっと泣いていたあの日を思い出した。
きっとすぐ近くにもいる。もしかしたらお隣さんがそうなのかもしれない。多くの人の悲しむ姿が想像できて、胸が締め付けられた。

アイドルが好きではなかった頃から、嵐のパフォーマンスにはなんとなく惹かれるものがあった。レギュラー番組もドラマも見ていたし、歌番組は実家で母と口ずさみながらテレビの前で盛り上がったのがとても印象的だ。
嵐のことをインフラやサザエさんと例える人がいたが本当にそうで、生活に必ずあるもの、嵐と育ったといっても過言ではなかった。間違いなく国民的アイドルだからだ。

そして、嵐は関ジャニ∞の友達だ。
共に黄金期を過ごした仲間で、同世代のライバル。
嵐の冠番組にお邪魔しては乗っ取りを企て、みんなでわちゃわちゃしている姿に癒やされた。
新規の私は殆どリアルタイムで見た事がないので、共演をいつも心待ちにしていた。

だからただ、寂しかった。
けれどあくまで外野の私が何か言葉を発することは躊躇われた。全てのことが手につかなくなって、かと言ってTwitterを閉じる事もできず、画面を見ながら湧き出る何かをうちに抱えることしかできなかった。


どうしようもないからもう寝ようと踏ん切りをつけたとき、記者会見の映像が流れていると知った。
何か思うよりも先にテレビをつけていた。
それは衝撃的な映像だった。

全員いつもと同じような顔色で、一つひとつの質問に時には笑いも交えながら、一分の隙もなく答えていた。
もしかしたら誰かが泣いてるんじゃないか、重苦しい雰囲気なんじゃないかと思っていた私は本当に本当に驚いた。和やかで、ワイプのアナウンサーさんが思わず微笑むほどいつもの嵐だった。

笑みを見せつつも、彼らの覚悟がひしひしと伝わってきた。一人ひとりがメンバーをファンを、嵐を心から愛していることがこれ以上ないくらいに分かった。
外野に勝手な事を言わせない隙のなさ、これまで紡いできた思い出や大切な人を絶対に守るという気概が素晴らしかった。

記者会見というものは辛い思い出しかない。けれど目の前にいる人たちがどれだけ凄い人たちだったかを思い知らされる場所でもある。
私は4月15日、関ジャニ∞を応援してきて良かったと心の底から思った。好きな人たちがどこまでも大好きな彼らで誇らしく思った。嵐のファンの方々もそう思ったんじゃないかなと勝手に考えていた。

彼らはとても頭のいい大人で、優しくて、テレビの前でひたすら「すごい」と言う事しかできなかった。
すごかった。かっこよかった。
本当に「会見出」の嵐ファンになってしまう。
記者会見が終わったあと、ファンクラブの新規会員登録画面まで開いていた。

けれど今から嵐を追いかけることはきっとめちゃくちゃしんどい。
彼らというアイドルが素晴らしい存在であることは容易に想像がつくが、その歴史の長さと重みに腰が引けてしまう。
しかも、「今まで通り」ではないと知りながら、その日が近付く事を恐れながら見続けるつらさを私は知っている。思い返しただけで怖い。


コンサートにも本気で行きたくなった。あんなにかっこいい人たちの、アイドルとして輝く姿を生で見てみたいと思った。
けれど、今まで応援してきた人たちの邪魔を断じてしたくない。ファンクラブ会員全員を想定した予定動員数とはいえ、計り知れない人気を誇る嵐だ。絶対はない。

すばるさんはすべてにおいて納得できる最高のサヨナラをくれたと思っている。けれど、私は去ることを決めたすばるさんにありがとうすら直接言えなかった。
嵐のファンには全力で伝えてきてほしい。
でも今まで何も知らなかった私ですらコンサートに行ってみたくなるほど素晴らしい記者会見で、もう、ほんとに、困ってしまう。

しばらくの間悩み続けるだろう。
まさか私が嵐さんのファンになるかもだなんて。

やっぱり、たった1日で世界なんて変わってしまうんだ。

ここにいた。

渋谷すばるさんが大好きだ。

私は嘘をつくのが驚くほどへたくそなので、基本的に隠さない。だから私のことを知っているひとは私がすばるさんが好きなことを知っている。それでも何回でも、何千回でも、言いたくなる。本当に大好きだ。

4月15日以降、すばるさんのことが好きだと言うたびに悲しい気持ちも一緒にやってきて、辛くなった。それでも言わずにはいられないし好きをやめることなんてできなかった。

 

アイドルの渋谷すばるさんと同じ時間を過ごすことが出来たのは1年半だった。どうしてもっと早く気づけなかったのか、もっと早くファンにならなかったのかという後悔はオタクなら誰もがもつものだろうが、あの日からはそれを考えるたびに正直気が狂いそうになる。

そしていつものように「例えもっと早くライブDVDを見ていたとしても、ジャニーズアレルギーの私がハマっていたと思うか?」「突然ロン毛に出くわしていてもあの頃の私はその美しさに気づけない」「あの時あのタイミングでクロニクルを見たから」「だからハマった」と延々自分を説き伏せることになる。

 

私はアイドルが嫌いだった。

顔がいいだけで、女に(女性アイドルなら男に)キャーキャー言われてヘラヘラしてるだけで金がもらえると思っていた。あまりにも幼稚すぎる考えだが、努力を見せないその姿勢に今は頭が下がる。

人は自分が頑張ってるところを評価してほしい生き物だと思う。たとえ結果が出なかったとしても、こんなに頑張ったということは認めてほしいと思う。人は、というと主語が大きすぎるかもしれないが、少なくとも私はそう考えがちなヘタレだ。けれどアイドルは、"彼ら"は結果にこだわり続けている。シンプルにすごいと思う。そもそも「人を楽しませる」ということはとても難しい。例えばコンサート、いくら「ファン」だと言う人たちが集まってくるとはいえ、好きだから何をしても楽しくなるなんてことはない。彼らが楽しませてくれるから私たちは楽しいのだ。

アイドルの関ジャニ∞は私をめちゃくちゃ楽しませてくれる存在になった。そのなかでも渋谷すばるさんは私の中で特別な人だった。

 

 

 

 

この夏のツアー、私は8月25日の大阪、9月8日・9日の東京公演に入った。

もうすでにすばるさんはいないのに『最後』という気持ちだった。何が最後かは分からないが、「すばる担」としておろしたての赤いスカートでドームに向かった。

 

 

8月25日は関ジャニ∞の関西デビュー日。そんな特別な日に彼らの地元大阪でおめでとうを言えるのが嬉しかった。大型台風の影響で23日の公演が中止になり、私も予定していた夜行バスをキャンセルせざるをえなかったが、翌日新幹線で大阪に向かった。

とても緊張した。慣れない遠征。もうすぐ関ジャニ∞に会える。すばるさんはいない。私は、どう思うんだろう。

 

1曲目のイントロが流れてきて、すぐに大好きなあの曲であることが分かった。ステージが照らされた瞬間、本当に1秒も経たずに泣いてしまった。じわじわ涙が溢れるとかではなく、まじで光の速さなんじゃないかってくらい一瞬で号泣した。

本当の本当の本当に6人しかいなかった。前列に3人しかいなくて、1人足りないのにそれを完成形としてライブが始まっている。なんでだ、そうか、すばるさんがいないんだ。私はすばるさんがこの曲を歌っているところを、生で見ることは一生できないんだ。

応答セヨ、初めて聴いたときから大好きな曲。とてもあたたかくて綺麗で、勇気も元気もたくさんもらった。一番最近のシングルだから、あの日のワクワクもドキドキも鮮明に思い出せる。そして最近はすばるさんが歌う応答セヨ、生で聴いてみたかったなぁと夜中1人でボロボロ泣いていたので一瞬で号泣するなどたやすいことだった。

 

2曲目のここにしかない景色。関西デビュー日に関ジャニ∞が育った大阪という地で関ジャニ∞に「ようこそ、僕らの街へ」と歓迎してもらったのはとても嬉しかった。でもすばるさんにもようこそって言われたかったなぁと思ってしまい、結局泣いた。

大阪ではやっぱり泣いてることが多かった。ベストアルバムを引っさげたツアーだから当然だが、アンコールを除いてどの曲もすばるさんが歌っていたものだ。真ん中で、歌っていた。他のメンバーが代わりに歌っていても頭の中ではすばるさんの声が聴こえてしまって、「エイター!!!!!!」と叫ぶ声が聞こえてしまって、その日は寂しさが勝っていた。ホテルへ帰ってからベッドに大の字になり呆然とした。本当の意味で考えたこともなかった『担降り』『オタ卒』の文字が現実味を帯びだしてすごく怖くなった。

いや楽しかったんだよ。楽しかった。生で聴いてみたいと思っていた曲が聴けて嬉しかったしかっこよかったし、アンコールは全力で盛り上がった。けど「足りない」という思いが怖くてしょうがない。ライブ終わりで疲れたのと考えすぎたので、その日はいつの間にか死んだように寝ていた。

 

次の日はせっかく大阪に来たということでロケ地巡りに出かけた。

ジャニ勉のエイトブンノニやMV・映画のロケ地、カンテレなど大阪には聖地が多すぎる。大阪に来るまでに決めきれなかったので、当日決めた。ロマネのロケ地とカンテレと、味園ユニバースに向かうことにした。

 

大阪ロマネスクのMVロケ地となったカフェはいつも8月はお店を開けていないようで諦めていたが、コンサートの期間中のみお店の方のご厚意で開店していた。電車とバスを乗り継いでようやく到着したそこは、とても落ち着いた居心地のいい場所だった。

MVですばるさんが使ったテーブルにはすばるさんの写真が置かれていて、その横にファンが書き込めるメッセージノートがあった。私も書いてきたが、自分の語彙力のなさとデザインセンスのなさに思い出しては今でも頭を抱える。

私が到着したときはエイターさんのグループや地元のお客さんが2組ほどいた。数分後、エイターさんのグループが私とほぼ入れ違いでお店をあとにした。

席に着いた私は、聖地にいる緊張と慣れないお洒落な場所にいる緊張で一人そわそわしていた。お店の方に許可を取り、店内の写真を撮ったりすばるさんがいた場所を眺めたりしていた。

私が自分の席に座りながらすばるさんのいたテーブルを眺めていると、店員さんと顔見知りと思われる地元のお客さんたちが近くへやってきて、すばるさんの話をし始めた。世間話をする感じで私はぬるっとそこに参加した(推しの話に滑り込むのは得意なオタク)。地元の方々の和やかな雰囲気もあり、とても話しやすかった。

「すばるくんいなくなるの寂しいな~…もうちょっとおったらええのになぁ」

そう言ってくださった声がとても優しくて泣きそうになった。

 

しばらくして他のお客さんたちも帰り、店内にいる客は私一人になった。静かに眺めていると、デビュー間もないころからす担だという店員さんが話しかけてくれた。

年は離れていても、すばるさんが好きで、いなくなることが寂しいと一緒に言ってくれる人がいてすごく嬉しかった。「いつから好きとか関係ない」「来てくれて嬉しい」と言ってくれて、心が少し強くなれた気がした。

 

色々お話しさせてもらったあともしばらく一人でぼーっとしていた。とても静かで心地よくて、そりゃすばるさんもあんな優しい顔で湯呑み持つよなぁと思った。帰りにまた少し写真を撮らせてもらい、店員さんに挨拶して帰った。のれんをくぐった私は、来る前よりも清々しい気持ちになっていた。

 

次に私はカンテレに向かった。直結する駅に降りると公式キャラクターのかわいい案内表示があり、見たことあるやつや!とウキウキした。本社内に入りあたりを見回すと、奥のエレベーター前にあの大きな看板があった。

 

ずっと、ジャニ勉∞

僕らの秘密基地にようこそ。

 

真ん中ですばるさんが笑っていた。ちょっとぎこちないその笑顔がたまらなく好きだった。おそらく等身大より少し大きいそのパネルを見上げながら、いろんなことを考えた。近くにちびっこがやってきて、お父さんとお母さんも歩いてきたので急いで写真を撮ってその場をあとにした。帰るとき、このロビーですばるさんの最後のエイトブンノニロケが始まったんだよなと思ったらまた泣きそうだったので、思いっきり深呼吸をした。

 

最後に向かったのは味園ユニバース。ここだけは大阪を訪れたら絶対に来ようと以前から決めていた。本当はすばるさんが関ジャニ∞でいる間に来たかったが、少し遅くなってしまった。

電車を降りて少し歩く。曲がり角を右に行くと、そこにはあの世界が広がっていた。狭い道に荒々しいノスタルジーが詰め込まれた風景。酒と人、夜に浮かぶ「ユニバース」のネオン。すごくドキドキした。歩いてるだけで映画の様々なシーンが思い出され、ポチオがここにいたんだと胸が締め付けられた。

通りに足を踏み入れてすぐ、映画にも関わるとある方に遭遇した。一瞬エモいとかそういうことを忘れて内心奇声をあげながら真顔で通り過ぎた。

ユニバースの反対側にまわると「味園」と書かれた赤と青の丸いネオンがあって、それを見上げた時の感動は凄まじかった。体中が震えて足が動かなくなって、ついにここに来たんだという喜びと同時に、歌を聴きたい、と心底思った。

 

大阪にいる間、沢山の気持ちに出会った。どう扱えばいいのか本当に分からなくなり、一周まわって関ジャニ∞に会いに行けば分かるんじゃないかと思った。あんなにしんどかったのに、何故かそう思った。

できるだけ多く判断するためのチャンスが欲しいと思ったので、初めて同行させていただける方を探した。幸運なことにお声がけ頂き、もともと予定になかった8日の公演にも入ることができた。

 

東京では思ったよりも泣かなかった。思ったよりも、なので泣いたけど。

バンドのときメインモニターが6分割になるのが一番こたえた。ジャムで『生きろ』のときに画面が7分割になる " 7パラ " がとても印象的で大好きで、6つだと足りないと思ってしまう。すばるさんの不在を実感してしまった。

MCではまるちゃんが暴走したときに実感する。収拾つかねえー!となったとき、すばるさんがいたらエエ感じにしてくれるんだろうなぁと思ってしまう。私まるすばが大好きなんですよね。

ER2ではエイトレンジャーの続編で薫ちゃん見たかったなぁとか、無責任でスタインバーガーかき鳴らすすばるさん超かっこ良かったなぁとか、Heavenly PsychoやLIFEや大阪ロマネスクであの一週間を思い出したりして、涙腺をゴリゴリ刺激された。

 

でも、でもねぇ、むちゃくちゃ楽しかったんですよこれが。すごくすごく楽しかった。

多くの公演を経験して安定感が増していた6人。どの曲もMCも胸がいっぱいになるほどのパフォーマンスだった。

8日は5万5000人を置いてけぼりにして、下ネタで涙流して崩れるほど笑っていたし、9日は5万5000人を巻き込んでおっちゃんたちは大はしゃぎしていた。しかもこの日も下ネタ付き。あんなに楽しそうなメンバーを見て楽しくならないのは無理だった。

そして忘れられないのが4日目のアンコールの村上さん。

挨拶をしようとしても楽しすぎて笑いが止まらなくて、それを見て東京ドームにいた全員でニコニコしている時間はとても平和だった。「僕らのほうが楽しかったかもしれない」と笑うその顔は幸せでたまらないと言っていて、心があったかくなった。

そのあと呼吸をするのが大変そうになって、手を繋ぐときには膝をついて立てなくなったのは心臓が止まるかと思うほどびっくりした。けどあれが、あれこそが『完全燃焼』なんだと思う。多くのレギュラー番組や27時間テレビのお仕事もあって疲れもたまっていただろうし、めちゃめちゃ心配したしゆっくり休んでほしいと思った。それと同時にすべて出し切り、やり切った村上さんが本当にかっこよかった。

 

東京ドームを出たとき、心から「楽しかった!」と思った。

 

 

 

私はすばるさんの激重オタクなので、絶対にまた何度でも泣くけど、これからもエイターでいることで幸せになれると思った。だからどちらかではなく、どちらも追いかけることにした。

 

6人をこの目で見ればきっと何かがつかめると思うけど、もしかしたら何も分からず何も決まらないまま、ただただ泣いているのかもしれない。

いつか、わりとすぐなのかずっとずっと先なのか分からんけど、笑えていたらいいなぁ。

 

私は以前メモにこう残していた。

思ったよりも早く笑えたよ。寂しいけどね。

 

 

 

 

あれから2週間が経った。

ある程度ケリがついたとは思うけどまだまだまだまだ寂しい。7人の映像を見ると涙が出てくるし、たまにしっかりと病む。我ながら引くほど病む。でも6人を応援することへの迷いは完全になくなったと思う。

 

私は心のどこかで、前向きになることを恐れていた。あんなにすばるさんが好きだ好きだ言っていたのに前向きになるのは薄情なんじゃないか、すばるさんだけを追いかけるのがもしかしたら正しい姿なんじゃないかと思った。私はす担失格なんじゃ……。

こんな私を見てすばるさんはどう思うんだろう、まで来たときに気が付いた。

私すばるさんに好かれるためにオタクしてるわけじゃないじゃん!

楽しいと思ったとき、それを否定する必要は全くない。

 

そして「関ジャニ∞渋谷すばる」は思い出になったけど、「渋谷すばる」は思い出になったわけじゃないんだよなと思った。彼は「渋谷すばる」の時間を歩き始めたんだ。胸が苦しくなるけど、今はそのことを受け止めることができるようになってきた。

私は彼の歩みを妨げたくないなぁ。その姿は眩しいほどにかっこいい私の大好きなすばるさんだから。

けれど、

ハァ~~~~寂しい~~~~~~~~~~!!!!!!!!…………

最近はこれの繰り返しだ。

 

 

たくさんの気持ちが次々に生まれる。あまりにもその種類が多すぎて同時に私のなかにあるのが信じられない。どれかが嘘で、私はそう思いこもうとしてるんじゃないかという気さえしてくる。

だからこそ出来るだけ全ての言葉をもれなく書き残して、いつか見返したときにこんなこと思ってたなぁと静かに笑えるような、そんな風にありたい。

 

 

 

 

私は、渋谷すばるさんが大好きだ。

 

関ジャニ∞が大好きだ。